レコード水越写真館



 1950年から1970年くらいのアメリカのモダンジャズのアルバムを聴こうと思ったとする。

イントロ。
かっこいい。
ハーモニーも旋律もリズムもビシっときまってる。
ジャズっていいな
と素直に思える。

譜面通りのイントロ(テーマ)が終わり
管楽器やピアノやベース・ドラム等のソロ回しの時間になると
なんとも退屈な雰囲気が続いて、次の曲に飛ばそうと思う。
さあソロ合戦を聴くべし
という時間が苦痛なのだ。
曲を変えたとて結局どの曲も同じ構成で
6年くらいそのアルバムは再生しなくなる。

6年が経ち、楽しんで聴けるかどうかまたチャレンジしてみる。
でも同じ。
どうしてもソロ回しの時間が音楽的に不毛に感じられてしまう。
その時代にその場で生で聴いているならエキサイティングかもしれない。
又はアナログレコードで
極上のスピーカーシステムで
爆音リスニングすれば感動するかもしれない。

でもそうではないから。 

もし
全てのバッキング部が
もっと音楽的にアレンジされているか
アレンジされたかのようなバッキングだったりで
器として面白い形をしていたら
ソロ演奏者の演奏の粋さや上手さを
素直に堪能できるだろうと思う。

こう弾いときゃいいでしょ的なウォーキングベースのラインが
その曲ならではの個性を消す役割があるかのように感じて
未来の音楽ファンの私にはつまらない。 

伴奏がつまらなくても
例えば2管で同じ線や違う線で旋律が絡まるのなら
その様子そのものが
音が重なる楽しさの本質に近いから充分に
エキサイティングだ
しかし所謂"モロジャズ"では基本一人ずつソロはまわされる。 
そういう形式でない録音を知らないだけかもしれないし
ちゃんと聴けてないだけかもしれないが
そこを売りにしてたようなものは少数だといっていいと思う。

そんな調子でジャズに分不相応なPOP性を求めると
聴けるものは限られてきてしまう。
そういう風に聴くべきものではないみたい。 


私がジャズの偉人であるセロニアス・モンクの音楽を聴き始めたのは
19歳の頃。
住んでいたアパートの近所の図書館で
たまたまThe London Collectionというアルバムをかりた。
そのアルバムが気に入って一つの季節中
The London Collectionを録音したテープをよく聴いた。
全然飽きなかった。

その後、沢山のジャズアルバムをかりたり買ったりして聴こうとしたが
若いうちからちゃんと本心から気に入ってのめりこめたのは
モンクとローランド・カークとダラー・ブランド(アブドゥラ・イブラヒム)くらい。
その3人の音楽の存在感は
ジャズというよりもポピュラーミュージックに近接している。
口笛で吹きたくなる人懐っこいメロディ。
ジャズの中でも彼らの音楽しか好んでない場合
ジャズが好きとはちょっと言い難いものがある。


1971年作
The London Collectionはモンクのアルバムキャリアの中では最後のスタジオ録音
今日(2016年1月8日)は久しぶりに
YouTubeでではあるけど
The London Collectionをずっと流してた。
25年前と変わらず飽きない。
このまま春までエンドレスリピートでもいいかもしれないくらい。
なぜだろうか。
モンクのアルバムでも他のアルバムなら何度もリピートしたいとは思わない。
同じピアノソロのアルバム
セロニアス・ヒムセルフや
アローン・イン・サンフランシスコや
ソロ・モンクとは
なにかがちがう。 

・スイング感や即興フレーズが希薄
・テンポが湯にのぼせてるかのようにのんびり
・スタジオの部屋鳴りの反響具合がキラキラしていて他の録音にはないステレオ感

という要素がある
から延々聴けるのか?

スピード感に欠け
インプロの飛躍の面白みが薄いからイイ だなんて
まるで 
ジャズ的じゃないから好き 
って言ってるも同然だ。

そうなのかもしれない。

インプロに興味がないことを恥じるのはナンセンスだ。
ジャズだから高度と捉えることもナンセンス。
摂取したいのは純度の高いメロディやハーモニーやリズム
そして自由なフィーリング。
インプロヴィゼーションは自由の象徴なようでいて
実際は閃きとはほど遠く
不自由感を感じることの方が多い。
聴きたくないなら無理に聴くこともない。 


ジャズという括りなんて意味もなくなるくらいの
ジャズコンポーザーとしてのプライドとは無縁の
さりげなく誰かが鼻歌で唄ってるフォークミュージック
くらいな温度な演奏のこの録音を
私はただただ心地よく聴いている。

まちがえてるところもわかる。
迷いを感じてるのかなって箇所もある。
その等身大の空気がとても落ち着く。
気まま万歳。

ジャズだろうが
ジャズでなかろうが
ジャズ的だろうが
ジャズ的でなかろうが
音楽を心底心地よく感じられることそのものが
至福なように感じる。



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そして
そんなジャズなのかなんなのかわからないような音楽の作り手・鳴らし手の主であるモンクが
1940年代のジャズのビーバップ革命の中心人物の1人として認知もされ
20世紀のジャズ界の誰よりも独特な曲を沢山産み
それがしっかりと歴史にも刻まれ
正統に評価されていることの奇跡がまた味わい深いのだが
レコードの音はあくまでその事実とは無関係に
のほほんとした軽い響きであること

それがたまらなく素敵だ。


 




 

画像共有サイトpinterest」を使い始めました。
https://www.pinterest.com/popopoinopoi/
pinterestは、イメージとしては、インターネット上にある写真を、ボードにピンで貼り留めることを、ネット上で行うサービスです。貼り付けたお気に入りの写真を共有したり、コメントのやりとりをしたりする機能もあります。仕事用のポートフォリオとして使うのにも良さそうですが、私はそれプラス、過去の珍しいビンテージ画像、誰かの最新の面白い絵や写真、 などを一覧可能な資料箱としても使おうと思います。
 "バークレー視覚・学習研究所(blvc)の協力を得て、新しい検索エンジン用にサイト上の画像約10億枚をインデックス化した"最新の画像検索ツールが先月から導入されたとのことで使い始めたんですが、興味のある画像を発見しやすくてなかなかいいです。
ピンタレストは「ピン」から利益を上げる方法を急ピッチで模索しているようなので、これからシェアは伸びて行くと思います。日本ではまだまだでしょうが、英語圏以外の今まで知りようもなかった作家やデザイナーの仕事がシェアできていくことは間違いないので楽しみです。
『my design work 』というボードには、私のフライヤーワークやTシャツやポストカードやジャケットデザイン画像をまとめています。
『please listen to my music ♪』というボードには、私のオフィシャルYouTube動画をまとめてます。
『my drawing 』というボードには、私のらくがきをまとめてます。
まだ完璧ではないですが、じきもの凄い充実ぶりにビックリされるくらいのポータルになると思います。
お時間ある時に観覧しにきてください。
サービスに登録しなくても楽しめると思いますがアプリをダウンロードして使うとより勝手は良いでしょう。





"ダサさ"と”カッコよさ”の比重を計るものさしはシーソー型をしている。

これはダサいのか? ひょっとしてカッコイイんじゃないか?
揺れる審美の気持ちのままユラユラ揺れて、時としては左に、時としては右に、大きく傾く。
その右というのも反対側からみれば左だ。
個人のまなざしに立脚したリスニングと、その人が思う世間的総評からのまなざし寄りのリスニングでは感じ取り方は変わるものだろう。

音楽リスニング"世間"にも色々ある。

お茶の間的世間
ジャーナリズムガイド的世間
売り上げ的世間
弱いつながり世間
強いつながり世間 
 
 ...等々

 それらの幻想世間も厳密には秒刻みで一刻一刻変貌していく。
境は有るようで無い。
ジャンルという色眼鏡から見るにしても、その界隈からはみ出しているようで"ダサく"見えてしまうのかもしれないし、あてはまらないからこそ"かっこ良く"見えるかもしれない。

「カッコイイ=カッコワルイ」 
「ダサいと思われそうな要素を気にせずありのままにやりたいようにやっている様がカッコイイ」
というような考え方は感性転換の楽しい遊びだ。

かっこつけたイケメン風ホストが心底ダサいと思う層の一方でしっかり格好良さを受け取れる層もいるわけで。
本当はどうでもよかったりしても、例えばその滑稽なイケメン風ホストの存在や現象に「おかしみ」を感じて「なんか気に入って」しまい、そんな意外な自分を楽しんでいる間だけホストのことを「かっこいい」と言ってみる類いの捻れもまた、感じ方・考え方の遊びの一例となる。
 
なにをもって"ダサし"とするのか "カッコ良し"とするのか。それは「何」に・「どこ」にフォーカスしてそれを見るのか・聴くのか?といった仮想条件による不定形な鑑定だ。

曲の場合。
先ずは
名前の知れてなさ・名前の有名さ
イメージの悪さ・イメージの良さ
 という大きな前提からの尺度で、

音色の選ばれ方
音のスカスカさ><音の過密さ
旋律の野暮ったさ><旋律のキャッチーさ
流行無視具合><流行消化具合
汚れたサウンド><クリアなサウンド

 等に審判が下される。

無名であればあるほど、名が知られててもイメージが悪ければ当然のこと審査は闇雲に厳しくなる。
一カ所でも気に入らないポイントがあれば容易く"ダサ"評価をつけられてしまう。
フラットな耳を常日頃心がける修行中の武者聴者でも真にフラットな耳の域には恐らく死んでも辿り着けないのかもしれない。

"ダサい音楽"なんてないんじゃないか。
音楽として鳴らされたその音楽はただの音楽じゃないか。
”ダサさ”というのは、個々人の経験や思いこみやコンプレックスなどから勝手に仮判定した脳の信号の色でしかない。
楽しむ気があれば楽しめるし楽しむ気がなければ楽しめないという、人間だけの、下等なのか高等なのかもわからない頭脳ゲーム・連想ゲームじゃないか。

「ダサい」から「ダメ」と思うなら、そして世界が「ダメ」だらけだと思ってしまうような私だとしたらそんな私こそが「ダサい」。
できることなら他者を「理解できない」と決めつけてしまう前に、音楽におけるその感じ方・考え方の遊びを応用し、反転した見地から相手を=世界を、理解していきたい。


そういったことを考えたり実際に遊んだりできる教材的なmixtape 『suppa micro mix 28 -"ダサさについて"考える為のMIX』を作りました。通販も受付スタートしてます。先にMixcloudにアップしたverと販売するCDRは内容が違います。


商品版はもっと曲も収録時間も多く、細かい凝った編集を施しているのでMixcloudを聴き込んでからCDRverを聴いても違いを楽しむことができます。
Mixcloudの方はただ選曲して並べただけに近く、通常のレコード水越らしさは薄いです。普通さが逆に聴き易いという人もいるかもしれないと思って放出してます。

音楽を好きでいると知らず知らず、ちゃっかり流行を押さえるモードにいて、流行から外れたような音、理解出来ない様式の音楽は、耳に入って来てても感覚からシャットアウトしてしまうケースってありがちだと思うんです。
自覚のないところで。
それってちょっと恐ろしいじゃないですか。

結果的には主題が「一面的なダサさ」というよりか、「ダサさにつながりかねないような"のほほん"とした良さ」のようなテイストが多くなったような気が少ししてます。
笑えるフレーズがあるからって理由で選んでるトラックもちょびっとは交じえつつ。
ほんとに音の楽しみ方というのは多様で、「かっこつけかたが可愛い」とか作り手の勘違いぶりを愛すことさえもできちゃうわけで面白い。
「なにも起こらないじゃん!ウケる〜(笑)」の場合も、受け手の態度次第では怒り心頭罵倒へ向かうか笑って楽しむか、同じ人でも考え方一つで大きく体験が変わる。


曲リスト

Ark / Inter luz
Mushbuh / Good
Bosmink / Get There by October
Coinn / ハラペコちゃん
Durex And The Temple Of Art / The Medicine Cat
mrostga / Titre
Nino Nardini / Frantique
One Way / Don`t Think About It
Kari Marx Land / KLOSTR MIXD SINPAD 2012
Die Wotzens / Banana Bay
Joe Howe / Dream D
Wavy Workshop / Dogarnit
Chirslove / site intrnat
Dreaming Moths / Microthetical
Fabien Poree / Canouille222
Kaj Genell / Senta late quow
Der Himmel über luon / Scarlatti Sonata k.3 v2
Teleradio / Everubody`s Got It Pretty Bad
Clair Obscur / Son & Lumiere
Monroeville Music Center / 001831
Edavio / Billy The Kid
Dunkelziffer / Q
Starpliktuve / Disko Malignance
DFmann / Goingtherightway
WILD&WELSH / So Let Eternity Start
Cph321 / oh my beauty
Fanflagrenouille / est je suis fou
Chango / Speak
Cathrinta / RMS remix muscle
 hardrockmusic / BABBYS FIRST BUTT PLUG
Drop Dead Sparrow / Singularity
lillithe / dance away final
Casa / Tacet
Aylu / Fire
Cheris / 11
Jake Tobin / Self Portrait
Bence Peter / Bad
King Colossus / all i see 2513
Claude Arto / Betty Boop
Billy Cobhum / 1
Fan Death / Jealousy
Barry Adamson / Mr.Eddy`s Theme 2
Matth.L / Onyx
Kismyder / Lalala

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面白いmixtapeになったのでぜひ一家に1枚、ご注文ください。
suppa micro mix 28 
 -"ダサさについて" 考える為のMIX  CD-R 74分作 ¥1300(送料は+150円)

ご注文は suppasuppa@gmail.com まで送付先住所と宛名をメールで教えて下さい。














 

『1995』の販売が始まり、無事注文分を全て発送し終え、徐々に感想メールが届いてきてます。
一つ、許可を得て紹介します。

”  届きました。涼しげな猫文字のジャケ。

帰宅して、開封し、今再生しているところです。

いや、いいですね!大好きです。
カセットMTRの音、太くて最高です。
となれば、音割れ、バックの「サー」ノイズ、万々歳というか。
サウンドはやはり、、体裁よりも満足度。ですよね。

短い曲も、生命力あふれる感じで、有機物という感じです。
情報感 <<< 物質感ですね。

音楽の一つの側面、
時系列(ヨコ軸)に沿って進む情報とか、曲展開、とかいう(考えすぎると多分つまらなくなる)概念を感じさせない
(時間の流れを感じさせない)
モノを「どん」と目の前に置かれて、なんじゃこりゃと形や質感を楽しみ、次の曲という。

個人的に音楽は、手に取れそうで手に取れない「モノ」というのが一つの理想なので、僕は特に楽しいのかもしれません。

90年代の事に絡めると、、
僕はBECKの、『STEREOPATHETIC SOULMANURE』というアルバムが好きだったんですが、
小品の「可能性の塊」感、臨場感、質感、カットアップ感、説明無し感。。それも思い出しました。

そして、元気になる音楽だと思いました。生命力と喜びに満ちているせいか。
夏の暑さとともに暮らすのにぴったりの熱いサウンドと思いました。 ”


嬉しい感想です。

『1995』のダイジェストをsoundcloudにアップしました。
https://soundcloud.com/recordmizukoshi/suppa-micro-pamchopp-1995-short-digest 

数日ぶりに『1995』を客観的に聴いてみたら、このアルバムはムーンドッグっぽいな と思いました。
ムーンドッグの音楽は、幼い頃最初に接していたというネイティブアメリカンの素朴で美しいメロディと、ポピュラーではないパーカッションリズム、都会の雑音、バッハ、20世紀初頭の管弦ジャズ等が自由な混ざり方をします。
ある曲ではニューヨークの喧噪環境音に犬の鳴き声、そしてムーンドッグオリジナル手作りパーカッション「トリンバ」のリズムとオリジナルハープの音(打楽器的なサウンドがする)だけがただ鳴っているだけだったり。
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 トリンバ
ある曲ではピアノでさりげなく印象的な可愛らしい旋律が即興的に弾かれ。
ある曲ではしっかりアレンジしてビッグバンドに演奏され。
ムーンドッグの初期のアルバムはジャズの名レーベルprestigeから発売されるには不定形にして自由すぎる内容。
どんなマイクで録音されたのかはわからないけど、非常にざわざわした路上サウンドです。
その感じが私の1995年の状況とどこか近いムードがあります。

1995年は私が音楽を25歳にして始めた年です。
結婚して子供が生まれて音楽を辞める人の反対で、結婚して子供が生まれて、やりたいことはやっておかねばと楽器はなにもできないけど始めました。
道ばたで拾ったエレキギターと赤ちゃん用最安おもちゃキーボードとハーモニカを結構活用してます。
今でもそうですが、楽器はなんでもよかった。いじったことないものでもそこにあるモノで。
楽器がなけりゃ楽器じゃないものを楽器にする。
本物でも偽物でも。オモチャにこだわりや愛着があるわけでもなく。

私は音が悪いのは嫌だけど、クリアな音っていうのもあまり好きではなく、カセットに自分の発した何らかの音を録ると、全くほんとの音じゃなく変質するその変化の楽しさそのものに熱中した面がある。
エフェクトがあるなら沢山試して一番グッとくる変化を求めた。
エフェクターは今でも1個も持ってません。マシンに内蔵されたエフェクトで遊ぶのは96年にハードディスクレコーダーVS-880を買ってから。
エフェクターがなくても色々自分で自然エフェクトを作り出すことは95年以前からテレコでの簡易フィールドレコーディングコラージュで遊んでて、得意だった。93〜94年頃。
バケツやふとんや電池や陶器、移動や連続一時停止や振動や風や落下や回転や角度や部屋のサイズ変更や手かざし.... たかが安物のテレコの環境音録音でもやれることは色々ある。

ムーンドッグの場合は録音されたサウンドよりも実際の路上でのリアルなサウンドが全てであっただろうと思うので、レコードに収録された音の質感混みで愛着を持つ私の録音物への感覚とは、存在の意味合いは違うわけですが、それでもなにか親和性を感じます。
なので、ムーンドッグファンの方にはぜひゲットして欲しいです。
そう言われて わかりました とメールをくれる方はいないような気もしますが、
一応言っておきます。  


『1995』の単独注文での送料無料サービスは終わりましたが、『わたしはオルガン』とのセット注文の方への送料無料サービスを始めます。


8/7金曜日まで。 オルガン1995セット割 ¥3995 
 正規1995
正規1995裏


              +

オルガン裏表
  わたしはオルガン

order: suppasuppa@gmail.com
 

suppa micro pamchopp のレコード水越からのCDアルバム第三弾が完成しました。
印刷物が届く7/31から販売を開始します。
予約

1. akari

2. krêt-à-porter 

3. feedback from the B-side

4. my india mystery

5. cassette tape piano

6. zupapapi

7. my connecticut

8. departures with people who carry a chair

9. jingle okinawa

10. ordinarily

11. beautiful navigator

12. to that extent

13. japan style

14. february 6

15. story of rain

16. paradise

17. omezame

18. pokopoko

19. upbeat truck

20. a-a-a-a-a-a-

21. opera

22. curtain auditors

23. loneliness suneo

24. human powered music box

25. flying

26. night of wall clock

27. ahoaho march

28. dabadaba happy

29. everybeat

30. lonely lou 

31. somehow

32. hamonica

 

かねてから音源化の要望が多かった私のLo-Fi時代の傑作選。
全32曲が1995年生まれの二十歳です。
発売予定日7/31までに先行入金予約していただける方には送料分をサービスカットします。
値段は1995円。アルバムタイトルも『1995』です。
読み方はお任せします。
ナインティーンナインティファイブでもいちきゅうきゅうごーでも。

ジャケットの画像は印刷物が届いてから撮ります。
印刷は今回もレトロ印刷JAM。"厚冨士わら紙"という特殊な厚紙を使いました。
仕上がりは手にしてみないとわかりません^^

あてずっぽうに急いでデザインしたのでとんちんかんな出来になるかもしれませんが、
それはそれで作品に合いそうで楽しみです。


いつから音楽をやっているのか訊ねられると今まで
「子供が生まれた日の夜に泊まらせてもらった奥さんの実家にあったピアノを記念に弾いた時に自分の旋律に感動したのをきっかけに自分に音楽家宣言した」
という風によく答えています(その時のピアノは「1995」5曲目)。
これは気持ち的には事実なのですが、その数ヶ月前からカセットレコーダーで簡単な曲を作るマイブームに火はついていました。
娘が生まれたのは1995年の2月6日。
翌日に病院で生まれたばかりの娘にテレコですでに作っていた曲の中のお気に入り曲(「1995」14曲目)を聴かせた覚えがあります。
実際のはじめて録音した曲っていうのも気に入ってるんですがそれは1994年作で、
タイトルを1995にしたから今回入れてません。
今回収録しなかった曲にもかっこ悪すぎて逆に気に入ってるようなアホな曲はまだまだあるんですが、
流れ重視で選曲から外れたりしてます。
アホな歌である16曲目27曲目28曲目なども収まるまでは何度も何度も選曲や曲順を入れ替えました。

本来は、365日を西暦の一年という括りでまとめて
特別な年だったとか不作だったとかいうことには意味を感じません。
95年と94年を分けるのは違和感があります。お正月になったから前年に買ったアルバムを急に聴かなくなる なんてことはないわけですから。
1994年は、竹村延和の1st「チャイルズビュー」とA.C.ジョビンのラストアルバムやジョアン・ドナートの新譜が出た年です。
私は94年に結婚し、毎日働くようになり、妻は妊娠し、胎教という意味合いもあって今まで好んで聴いてきたエキセントリックなロックから、家ではブラジル音楽のような優しい音楽を聴く方向にシフトチェンジしました(同時に未開拓ジャンルのテクノにいいものがある気がしてバカスカテクノCDを買いまくっては失敗する日々でもありました)。
そういう、ロックな気分である必要がなくなってきたことが私を曲を作る方向に向かわせたことは大きかったのかな、と今思います。
音楽をやる=ロックをやる かっこよくなきゃ...という頭から音楽することを避けてきたような気がする。
実際作ってみると、どんなメロディでも二つの線が絡み合うということだけで充分音楽は満ちるものだとわかって、それからやみつきになりました。
ど迫力なバンドサウンドじゃなくても、
高価な機材が必要なテクノサウンドじゃなくても、
クリアでテクニカルなアコースティックサウンドじゃなくても全然楽しいんです。
幸い、時代もLo-Fiやコラージュな音楽でもなんとなく注目されはじめた頃でもあって、
カセットMTRのサウンドになんら引け目も感じずとにかく熱中して作ってました。
カセットMTRを買ったのは95年の夏くらいだったと思います。
丁度20年前です。
たかが4チャンネル。されど4チャンネル。大興奮しました。
音をゆっくり1人で重ねていける ということは感動的なことです。
弾けない拾ったエレキギターでなんやかんやヘタクソなまんまなんでもいいから形にしました。
旋律の、ダサいカッコイイ等は構わずとにかくこんなだったらできるということを片っ端から録音した。
本当になんてことない曲になっても憎めないというかなにをやっても愛せてしまう不思議。
YAMAHAのVSS-30を友達が貸してくれてたのはそのちょっと後。
内蔵マイクにサンプリングした音を元音にしていじり、その音色で鍵盤演奏する楽しさは尋常ではない。
プリセットされた音色以外の面白い音を直感と偶然性を頼りに作り出せること。
楽しくないわけがない。
新しい道具を手にした興奮が目一杯『1995』には詰まってます。

96年にはRolandのハードディスクレコーダーVS-880とSONYのポータブルDATレコーダーを買ってからは曲も更に飛躍して、それからの曲はChildisc時代のアルバムに網羅されてます。
それ以前のテレコとMTRの曲はミックスアウト先のマスターは普通のカセットテープで、多くは紛失。
残ってるものも、ヘッドが良好なカセットデッキが無いため再度のPCとりこみができない。
いつしかMDにダビングしたものを更にパソコンに入れたひ孫音源をそのまま使ってる曲もある。
少しでも改良したくて、MDの孫マスターから新たにオーディオ-IF経由でLogicに入れていじってみたものの、なぜだか今パソコンに入ってる劣化版に音の迫力で負けてしまう。
結局聴感上の良さを根拠にそれはそのままひ孫のまま収録した。
大半の曲は録音して20年たった今月、押し入れの奥で眠っていたMTRを取り出し、
新たにミックスダウンして、それらに関しては確実に聴きやすい音質にできたと思います。
嬉しい!
そもそも親しい何人かの友人にしか聴かせたことのない曲ばかりだからこれはリマスターとは言わない。
20年間かけて、この並びで、このサウンドで、蘇るべくして蘇った、懐かしき、
ピュアでフレッシュな古いけど最新の音楽 です。
「わたしはオルガン」を聴いてくれている人が聴いたら
最初からずっと"わたしはオルガン"だったんですね〜 って言うかもしれません。
モチベーションはなにも変わってない。
録音ボタンを押す頻度は弱まったけれど。

作り手ににとっては初心を思い返す意味でも必聴ですし、
流行を追いかけてるうちに音楽が好きでなくなってきたかもしれない方や、
純度の高い音楽を探してる音楽ファンも必聴です。
1995年について考えたい人にも。
1995年生まれの人にも。どなたにも。

猫予約



ご入金は みずほ銀行 阿佐ヶ谷支店1503149 (ミズコシタカシ) まで
ご注文は suppasuppa@gmail.com まで

1曲、シングルカット的にsoundcloudにアップしました。購入判断の目安に聴いてみてください。






 

SUZURIにアイテムを増やしていってます。
0935
suppa micro pamchopp  T brightgreen


0935
suppa micro pamchopp  T heathergray 



ケースバック色付き
IPHONE5/6ケース pip pup gii   ¥3240
これは売れてます!

01611+0+0
毎日がレコード水越 T sageblue

01611+0+0
毎日がレコード水越 T sumi

わかりやすいように画像面だけもう少し大きく見ると、
ポスター
このようになってます。


jpg
スッパバンドT   
californiaorange

jpg
スッパバンドT  
purple

こちらもわかりやすいように画像面だけもう少し大きく見ると、
IMG_7514
このようになってます。
スッパバンドは10年前の海の日に誕生したのでその記念の意味もあり海の日の今日のリリースです。


record mizukoshi のSUZURIページ → https://suzuri.jp/recomizu

シャツは19色から選べますが、薄い色の4色は3326円から。
濃いめの色は少し値段があがるのでご注意ください。
シャツのプリントはニッチな内容ほど他人と差をつけられますから、
悲しいかなスッパTもレコ水TもスッパバンドTもその意味では最高じゃないでしょうか。
もし、デザインのテーマの希望があれば、リクエストください。
きっと対応しますので。


 

スーパーマーケットのレジ前の列に並ぶ時、どこの列に選べば1番待たされないか瞬間的に悩む。
悩む余地があるほどどこに並んだらベストなのか一目不瞭然である。
対面する閉鎖レジがいつ急に開いて「次の方ドウゾー」と流れがスムーズになるか予測出来ない。
レジっ子さんが研修中の新人でものすごく手際が悪いかもしれない。
おばあさん客が急に以前の買物時のレジミスについてクレーム出して話し込んで流れが止まるかもしれない。
それでもギャンブルながら最短を願いつつさっとどこかを選ぶ。
結果、となりを選んでれば良かった、と思うこともあれば当たりの時もある。
当たりの時は、自分より遅い会計になったライバル達を出し抜いた優越感に機嫌をよくし、
ハズレた時は、たかだか数分数秒の赤の他人と比べた時間のロスに内心イライラ。。

これ日常的な心理情景ですよね? あ、違う? 一緒にするな?
ごめんなさい。私は認めたくもないけどけっこうそんなかんじです。
得をしたい・損したくない という人間のエゴ。
なかなか手強いやつです。
賢くなりたい自分の頭では、自分だけ得したいなんてセコい気持ちは捨てて多少待たされても平気でいられる方が絶対いいと考えられるのにもかかわらず、なぜか内心はやっぱりやきもきしてしまう。
善人といわれるような人でも心の中の動きはあんがい似たような煩悩に気をとられたりしてるんじゃないかなとよく考える。

販売員の経験がなくても"クレーマー"の横柄さっていうのは大体の人は想像がつくでしょう。
消費者という立場を権威ある立場としてエラそうにして感情を剥き出しに暴言を吐き、無茶な要求をする。
クレーマーってのは厄介者です。
しかし、誰の心にもクレーマー気質は隠れていて、活躍できる機会を待ってウズウズしている.... と言ったら言い過ぎだけど、近いものがあるんじゃないかと考えている。

怒り。
怒りの感情に支配された人間っていうのは、相手をこらしめてやりたいがために大袈裟に刺のある言葉を吐き出しがちだ。大声を出して。
善意からの行動であったとしても怒りに身を任してる時点でそれは暴力と化す。
人間は豊かな感情と高度な頭脳があるからこそ人間なのだけど、大人であるならば、感情が制御できてる姿を子供や下の世代に見せていかなければ良いお手本にならない。
個人的に自分は、自分の娘に"怒りの教育"をしてきてそれに失敗し、失敗から身にしみている経験からそう思うようになった。(詳しくは書きません)
なにか状況を良くしたかったり、伝えたいメッセージがあった場合、感情は抑えて落ち着いて、自分の頭を使って考えて、行動するのがいいでしょう。
簡単に人は他人の言葉に揺動され流される。

デモに行かない人は軽蔑する。そんな風に実際に思っている人は少ないとしても全体のムードはそれに近い極端さを安保法案強行採決に対する抗議デモへ向かった人達のつぶやきなどから感じる。
これから日本が他国の戦争に巻き込まれていってしまうような状況へ勝手に向かう政権の暴走も暴力的だが、それに抗議する民衆の集まりにもそれと遠くもない暴力性を感じる。
戦争が始まってしまえば、そんな人間元来腹の中に持つ厄介な怒りの力は案外簡単に集約されて一つの塊として戦力となって利用されるのではないか と想像することは不謹慎だろうか。

昨日は私はそういった圧迫と危機感を感じつつ、国会前には出向かず、英字プリントもののTシャツをデザインしていた。
デモに行くことだけがデモではない という気持ちで。
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https://suzuri.jp/recomizu/240336/t-shirt/s/white 

SUZURIって知ってますか?↑ TシャツやiPhoneケースやトートバックに簡単にオリジナルプリント商材化して販売代行してもらえるクラウドショップなんですが、前々からレコード水越としてそういったデザイングッズを売る時に利用しようと思っていたところです。
自分のやることは反対デモの頭数に加わること以外にある という気が強くしてこの「JAPANESE HOPES NO WAR」TシャツをスピードデザインしてSUZURIをスピードオープンさせました。

デモで人々が掲げるプラカードのメッセージは様々なニュアンスがあるだろうけども自分としては、
怒りや批判を感じさせずに求めていることを表明できないと大人の行動とはいえない
そんな気持ちを込め、かつ海外の目も意識して、
「JAPANESE HOPES NO WAR」というワードが今最も有効なメッセージなのではないかと考えました。
海外の国の人々の認識が「日本は戦争できる国に戻った・それを選んだ」と広まっていってしまうことに対して、
「いや、多くの日本人はそれに反対しているのです」と言いたい。
デモで大声をあげて首相周辺に響かなくても、プリントシャツ着た写真か映像がなにかの拍子に海外で露出することは大いにありえるわけですからね。
シャツにメッセージがあるのは好きじゃないけど、どうせあるならとことん有意義な言葉にしたい。
これを着て近所を散歩する、電車に乗る、家族と食事する、それだけでも意味があるし、発展性があると思う。
Tシャツの黒字の部分はただの黒ではなくて、宇宙の写真を使ってます。よく見ると星がチカチカ。いや、実物でもつぶれて全然わからなそう。まあわからなくていい。でも星が隠れているんですよ。希望の下に。


欲しいと思ったらサイズと色を選んで製造するボタンを押してください。
そうすると、SUZURIさんによって製造され、目安5日以内に届きます。
私には1000円のトリブンが入ります(内訳)。











 

AWA、LINE MUSIC、と続き、7月に入ってApple Musicもスタートし、日本においてもサブスクリプション型音楽サービス(定額制音楽聴き放題サービス)が本格的に認知を強め、人々の音楽リスニングスタイルに大きく影響を出し始めた。
その良し悪しを横に置いておいたとしても、環境の大きな変わり目であることは間違いなく、現行音楽ショップ経営者や音楽家にとっては、状況の変化に対応(もしくは対抗)すべく工夫しながら自らの方法論も変えていかなければならない事件であるといえる。

今は特にそれらのストリーミングサービスは無料トライアル期間であるから、皆がそちらに向かえば向かう程、たった今この瞬間、各ショップの閑古鳥の鳴き声は大きく響くので、今日にしてすでに大問題。
ここ数ヶ月間の弊社の通販注文の冷え込み具合とも関係が無い訳もなく。

その状況に挑戦する というつもりで急遽、販売用の新作mixtapeを作った。
作り手本人が本心から聴きたいミックスを形にする というテーマで。

suppa micro mixシリーズは最初の3作以外はずっと、個人オーダーに応えたものやショップのBGM用に作ったものだから完全な自由制作は2年半ぶり。

最近はDJをする機会が多く、その準備としても常にアンテナを立て、色々な音楽を探索し発掘しているが、ゆっくり自分が聴きたい音楽を聴き返すということをしばらくしていないと、自分が本当に興味があって心が欲っしている音楽がどんなものであるかわからなくなるもので、結果、自由時間の中では無音を選択することが多い。
無音は作業や考え事が捗るし、何より「時間の浪費」という残念な心地から距離をおきやすくていい。
今朝などは雨音も激しく、雨音が最高なBGS (バックグラウンドサウンド) だった。
でも、そればかりでは寂しさも募り、なにか自分に滋養を与えてくれる音がほしい。
だけど興味はバラバラに分散していて、いちいちあっちゃこっちゃから集めることを考えると億劫になってしまう。
定番のよく知ってる愛着の強い音楽というのは耳にタコができてるようなものでBGMにしてしまうと余計に擦り切れていく錯覚に陥るという悲しみもあって無闇にはかけられない。
自分の欲求を観察し、今自分が家で流していたいようなミックスとしてどんなものがいいのか?

と自問した末、
『 "フレッシュでいて謎のある" 余剰の多い曲 を自然なカットインで繋いだミックス』
という答えを出し、それを編み始めた。


今までと同じ見せ方、売り方では未来は暗いので、微細ながらも新手法も取り入れた。
まず40分間のミックスを作り(↓読みながら聴いてください)、それを『B面』と称してMixcloudにまるまる公開す。

https://www.mixcloud.com/suppamicropamchopp/suppa-micro-mix-27-second-half-only/

その後、客観的に何度も聴いた上で、違和感を感じた部分を手直しする(ネット版と実物の差別化がされるからそれはイイコト)。
次に、前半部分になる『A面』の40分間のミックスを作る。
そうすると、別々の色々な年代の様々な音を組み合わせる事自体がそもそも時空を越えた遊びであるのに、更に多角的に層が増し、意外性が巡り巡って潜在的に辿り着きたかった地平をワープして垣間みれちゃった といったような感じになってとても興味深い結果になる。
これがアニメーションだったら、原画の動きの結末の絵を先に描き、次に動きの頭の原画を描き、そしてスムーズな辻褄な動きとなるような動画を書き加え埋めていく というようなプロセス。

今までは1時間のmixtapeを区切りもなく1トラックデータにしていたが、オーディオで聴く場合には早送りや巻き戻しが大変で、ずっと不便だなと思っていた。
カセットテープやアナログレコードのようにA面とB面に表裏の世界観の区別がつけられたフォーマットは、手間を挟むことによって気持ちも切り替えられるところが秀逸だ。CDRには裏返す手間など不要ではあるが、今後は2トラックに分けて収録してmixtapeCDRを売ろうと思う。
心なしか楽しい気分にもなれるだろう。

そして完成したA面を聴きかえすと明らかに、これは一気に時間軸順に作ってたら絶対にこの選曲はしなかった・こういうムードは作れなかった というものになっていた。
前半も公開したいがそれも公開してしまったら買ってくれる人が減るし、買ってくれた人が後から「なんだ、全編ネットで聴けたのか...」とがっかりしないように、超短縮カットアップ編集した5分ヴァージョンをまた本編の編集と同じくらい時間をかけて編集し、今度はsoundcloudにアップ↓

https://soundcloud.com/recordmizukoshi/suppa-micro-mix-27-a-sideshortened-version 

カットアップverの試聴版というのも本当は抵抗がある。実際のゆるやかな流れとわけのわからないカットアップ感は受ける印象が完全に別物であるから、こういうせせこましやかな内容だときっと誤解されやすい。まあしかし、そのエディット感覚もレコード水越の売りで、その感覚を見込んで別の仕事をくれる件も多いのでこれはこれ。
mix 27
ジャケットも新趣向。
コラージュではなく、自分で絵を描いた。ヘタながらも。
曲目やアーティスト名も割と(完璧ではない)正確にリストアップ。
James P. Johnsonが4連チャンで繋いであったり、他にもLuckey Robertsを2曲使っていて今回のミックスはラグタイム色が強く、懐古モード?と捉えられるかもしれないけど、それぞれの曲はとんでもなくフレッシュで、ある意味未来に再発見されることを待っているかのような新しさを僕は感じる。
ラグタイムって想像の範疇のことしか起きないかと思いきや、それは完全に偏見でした。
元祖スライドピアニストであるジェームス・P・ジョンソンの演奏のニュアンスは驚きの連続です。

音楽に"本物"と"偽物"があるとは言いたくないけれど、世間一般に共有される各ジャンルの曲想のイメージっていうのは皆、形骸化されたものでしかなくて、どんなジャンルのどんな形式でも、フレッシュなフィーリングさえあれば、形からこぼれて時代や個人の好みを超えて迫ってくるものだなあ、とつくづく思います。
古かろうが新しかろうが時代に埋もれないものを見つけたいし作り出したい。
それを独自の視点・オルタナティブコアな立場から行うことがレコード水越及びスッパの仕事であろう。
新作ミックステープはそういう点でも満足いくものができたかなと思う。
前半もじっくりと聴いてほしいのでmixの注文お待ちしてます! suppasuppa@gmail.com まで

今後とも応援をよろしくお願いします。
世の中の流れと大いに格闘しながらもこれからも負けじと工夫してがんばっていきます。
私が提示し得る価値に自信を持ちつつ、自問自答も忘れず。






 









 

今、世界的に、デジタル音源を購入する場所として最もポピュラーな
ポータルサイトといえば、bandcampとiTunesストアでしょう。
しかし、bandcampで無料設定のもの以外買ったことない人の、
有料音源を買わない理由としては、
 クレジットカードを持っていない
 paypalとやらの登録が難しそう or まどろっこしい ・・・
のどちらかかと思います。

クレジットカードを持ってない人は早いところ作っておくべきだと思うし、
クレジットカードを持っているのにpaypal登録を未だしていないのなら、
めんどくさくても
paypal登録をちょっと踏み込んでしておくと
買物の幅が一気にワールドワイドになります。
paypalがレート変換を代行してくれるので、
どこの国の商品も気軽に買えるようになるわけです。

すごくいい音源をbandcampで無料、
もしくは投げ銭自由価格設定で提供してるアーティストに
無料でお世話になったら、
別の作品に投げ銭したりちゃんと買ったりとかして
応援したいですよね。
音楽家は金銭的報酬がなければ音楽家とは名のれなくなりますから。
ボランティアマンってことになっちゃいます。


確かに音楽なんてお金使わなくとも
いくらでも無料で聴けちゃう状況や感覚が今は一般的といえばそうだけど、
感動や慰めや興奮を与えてくれた音楽の作り手のみんながみんな
趣味で作ってるわけではない。
自分にとって素晴らしい作家が見返りがないことによって作るのを
やめてしまったら悲しいのでちょっとでも応援したいものじゃないですか。

paypal ショッピング向けアカウントの登録方法
https://www.paypal.jp/jp/contents/start/account-shopping/ …

さて、そんな話しのあとになんですが、


廃盤のままだった suppa micro pamchopp の2003年のエレクトリックなアルバム
『obake』(13 track)も新たにbandcampでダウンロード販売はじめました。

『obake』の音はとてもエグい。
当時の私は、録音段階でもミックスダウン段階でもリミットオーヴァー気味な傾向にあり(常識を無視するかんじがパンクでいいと思っていた...)、
それを更にマスタリングでもコンプレッサーかけまくり、
音圧はすごいことになってます。
俯瞰するとその音圧面では時代を反映してるアルバムなのかもしれません。

でも、音楽的な内容は、
『obake』に限らず他のどの私のアルバムについても言えますが、
作った時期や発売された時期の時代を感じさせるような当時の流行りの音楽性は
私の音楽にはほとんど反映されてないかもしれません。
が故の時代を超えたスッパ節というものをキャッチ&ジャッジしてもらえたら、
と切に願っています。
時代の中にありながら、時代と関わりながら、
その時代のその時にも未来にも問いかけが出来る作品。
自分の作る音楽アルバムはそうでなければいけないと思ってます。
どうか聴いて下さい。↓ そして気に入ったら買ってください。

https://suppamicropamchopp.bandcamp.com/album/obake 

他のアルバムも合わせて、今回日本円設定に変えてみました。
4枚とも1080円です。

【bandcamp of suppa micro pamchopp】
"menomae ni attayo"(1998)
"kaeru ni aete yokatta"(1999)
"goo"(2000)
"obake"(2003)

✰ These are my initial work collection.
I am confident that it is a sound that can create a ripple enough even in the current era.
Please listen to this absolutely.
And, please buy it if you like.



 

 

【ミックスします(音楽を作ってるみなさんへの語りかけです)】


多重録音物のバラデータを送ってもらっての曲単位でのミックスのお手伝いします。
バランス、音のなじませ、不要要素の見極め、アレンジ提案。自力ミックスに不満を感じてる方、落としどころが見定められない方。
マスタリング手前のトラックの混ぜ方、重要です。一度一曲、試してみませんか?

ソロにせよバンドにせよ「作曲→多重録音→ステレオミックス」という過程までを自主で行い、商品化するにあたって最後のマスタリングを著名なプロのマスタリング師に依頼する。
そんなケースが今の時代では多いかと思います。
しかし、マスタリングの段階での大きな変化はつけようがないものです。
何か他に違う良い音像バランスの可能性があり得るんじゃないかと思う場合にマスタリング作業でそれを望むのはオカド違いでしょう。
そこで、もしもあなたが私スッパの感覚を信頼おけると思ってくれてたり、興味を持ってくれている場合、1曲お試しでバラデータからの別mixを任せてみませんか?
感性重視の私なので、私の感性を信用してる人にしか現状はおすすめできませんが、他人の視点を1曲にでも反映させてみるとそれだけで突破口が見えてくることは往々にしてあると思います。
曲のステレオマスターのヴァージョンというのはいくつあってもいいと思いませんか?色んな人に頼み比べたりすることは、最高なアルバムを完成させる近道かもしれません。
私はマスタリングよりもミックスの出来映えの方が曲の命を決めると考えています。

各トラックを
頭を揃えて書き出したWAVEデータをファイル便やGoogleDrive共有DLなどを利用して送ってもらい、基本的には遠隔でのやりとりで完成させます。
どうしてもスタジオに立ち会いたい場合は来ていただいても構いません。
東京都小平市のレコード水越オフィス(兼スッパスタジオ)は、JR国分寺駅からバスで15分位の場所にあります。 

お値段は応相談です。

お問い合わせのメールは suppasuppa@gmail.com まで。

先日ミックスダウン&マスタリング担当させてもらったある件では、
数曲に対して「好きなように」との注文だったので、自分だったらこうする、という体で実際は実験しまくり、勝手に音消したり、全然感触を変えたり等、過激に遊び放題いじらせてもらって、ミックスというよりはremixしまくったんですが、非常に喜ばれ、全て採用された、という実績もあります(笑)
もちろん要望にはベストをつくしてそれに近づけます。
理髪店などで「好きなようにきってください」というと嫌がられるものですが、レコード水越(スッパ?)の場合は、そちらも喜んで腕奮って提案的ミックスをします。

 

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